摂南大学 理工学部 電気電子工学科 |
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生活工学研究室(西研究室) | ||||||||||||||
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研究の内容 乳児は舌を複雑に動かして,母乳を搾出します。この舌の動きは乳児特有の動きであり,生後三ヶ月で消失する「吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)」によるものです。この動きに関する詳細は未だ解明されていないため,舌運動を計測し,運動メカニズムを解明することは,哺乳瓶や搾乳器の開発に役立つと考えられます。本研究では,力センサを内蔵した人工乳首を用いて,乳児の舌がどのくらいの力をどのようなタイミングで乳首に与えているかを計測します。計測は医療機関と連携しており,解析結果をもとに吸啜が未熟な乳児に対して診断支援も可能です。また,計測で得られたデータを基盤とし,舌運動モデルを搭載した搾乳器の開発もすすめています。 ![]() ![]() |
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