学生主体のアクティブ・ラーニング(能動的な学習)
学生が当事者意識を持って、「主体的・協働的に学ぶ学修」を摂南大学は大切にしています。この学びを実現させるのが、全学で展開する少人数教育と実践力を伸ばす学修スタイルです。学生と教員が相互に意思疎通を図りながら知的に成長する場を創出することで、学生が社会に貢献できる力を育みます。
教員や学生間の交流で「学び方・考え方」を探求する
4年間を通した少数ゼミ
1年次から4年次まで少人数ゼミ教育(1クラス10人程度)を実施。少人数だからこそできる、きめ細かい指導により、学生一人ひとりの個性と能力をじっくりと育みます。学生の主体的・自律的学習を促進するため、1年次前期のゼミ科目では、初年次教育ガイド「FIRST YEAR STUDY GUIDE」を利用して「学生自身が学び方を学ぶ授業」を展開しています。2年次からは専門分野の学習に向けた準備を進め、4年間一貫したゼミ教育で、基礎の習得から専門まで段階を踏んだ学習を行い、確かな理解に基づく専門性と人間力、思考力などを身につけます。
指導担当教員制
学生一人ひとりに指導担当教員を配置しており、この教員が入学時から卒業まで修学面はもとより進路、キャリア形成、生活面など人格形成を含めた個別指導を行い、また、必要に応じて各種の相談にも応じます。指導担当教員は、学部によって異なりますが、1~3年次(薬学部は1~4年次)は基礎ゼミ・プレゼン・演習・クラス担任等の教員、最終学年(薬学部は5~6年次)は卒業研究・薬学研究の担当教員がその役目を務めます。
理論と実践の連動で、実践力を高める
社会で活躍するための実践的な学び
教室で知識を身につける学習にとどまらず、学生が主体となって知識を実社会で活かすPBL[Project-Based-Learning](課題解決型学習)を展開しています。キャンパスを飛び出し、現場でのさまざまな経験を通して理解を深めていきます。学生同士が課題を掘り起こし、解決策を提案し、実践してその効果を検証し、次につなげる「実践力」を身につけます。その他の授業においてもグループワークやグループディスカッション、プレゼンテーションをする機会が多いため、学びを通して社会で活躍するために必要な「思考力、判断力、表現力」や「主体性、多様性、協調性」を伸ばすことができます。