キャリア教育
全学生を対象にした「キャリア形成支援教育」により人間力と実践的能力をもち、多様な人々と協働して社会に貢献できる人材を育成しています。
法・国際・経済・経営・現代社会・理工学部・農学部
全国トップクラスの就職率。1年次から段階を踏んだキャリアサポートを実施。
目指す進路で活躍できる力を身につけ、志望の進路を手に入れる。そのため、本学では1年次から段階を踏んだ「キャリア教育」を実施。入学直後から卒業後を意識した目標設定を行い、3年次からは、担当スタッフによるきめ細かな個別指導のもと、多様な就職支援で学生の進路実現を徹底的にサポートします。
法・国際・経済・経営・現代社会・理工学部
農学部
新入生ガイダンス・就職ガイダンス
1・2年次では、現在の就職環境や就職を意識した学生生活の過ごし方を説明。3年次では就職活動の進め方、スケジュール、自己分析、資料請求、業界・企業研究の方法、履歴書などの書き方、面接のポイントなど、実践的なテーマを設け、ガイダンスを実施します。
学内合同企業説明会
さまざまな業種の企業を招き、ブース形式での企業説明会を2月と5月に開催しています。学内で企業と直接会うことができる絶好の機会です。〔2月:約1週間、5月:1日間、いずれも1日50社程度〕
業界研究セミナー
企業の採用担当者を講師に招き、業界の現状と展望、仕事内容について生きた情報を吸収します。
集団模擬面接
企業の面接担当者を招き、実践的な心構え、態度、対応などについてロールプレーイング中心に学習します。
SMART SPI・WEB模擬テスト
筆記試験対策として、全国の大学で広く利用されている模擬テストを複数回実施します。また、パソコンだけでなく、iPadやスマートフォンで利用できる「SMART SPI」を大学ホームページで提供しています。
キャリア科目の一例
- キャリアデザインⅠ(キャリアデザイン基礎)
- 入学直後の1年次に開講する必修科目。グループワークを豊富に行い、自分が将来どうなりたいのか、そのためにどう学ぶかなどを考え、今後の大学生活の充実につなげます。
- キャリアデザインⅡ(キャリアデザイン展開)
- 2年次の必修科目。より社会を意識していきます。そのため、グループワークによる業界研究も実施。あえてなじみの薄い業界も調べることで視野の拡大を図ります。
- キャリアデザインⅢ(キャリアデザイン実践)
- いよいよ3年次。将来社会に出ることを意識した講義を行います。模擬面接も実施しますが、目的は「うまく話すこと」ではなく、「自分をきちんと伝えること」。本質に根ざした実践を行います。
- エンプロイメントデザインⅠ・Ⅱ
- 学内の教職員および社会の第一線で活躍中の方々から働くということ、自らを生かすということなどについて学びます。多くの社会人と出会える人気の講義です。
薬学部
学生の主体的な進路選択を全力でサポート。
薬学部では、学生の能力、適性および志望に応じて主体的に進路を選択できるよう教職員はもちろん、包括協定を結ぶ病院や薬局にも協力を得て、きめ細かなキャリア支援を実施。1・2年次ではキャリア意識を育み、3・4年次では医療機関でのインターンシップなどで薬剤師が活躍する業界について視野を広げます。
5・6年次では、課題解決能力を養うPBL形式の授業などに参加し、将来の自分に向かって必要な知識や技能、態度を習得。現場体験を重視した支援プログラムで、自己分析から即戦力養成までを実現します。
薬学部のキャリア科目の一例
- キャリア形成Ⅰ
- 2年次の必修科目。医療現場で活躍する薬剤師の体験談などを通して、医療や社会全般を概観し、薬剤師の倫理観、使命感、職業観を認識します。また、チーム医療演習や災害救助訓練の支援など、自己研鑽・参加型学習により問題解決能力を養成。医療人に相応しい知識、技能、態度を身につけます。
看護学部
豊富な実践機会を通じて、一人ひとりの成長や進路形成へ。
看護学部では、看護職者として医療現場などからの期待にこたえられる「実践力に優れた人間味豊かな人材育成」を目指した教育を展開。とくに、看護職は「人」を対象とした職業であることから、臨地実習などを通して、人や社会とのつながりを広げ、人間力を高めてほしいと考えています。また、看護職者としてのアイデンティティや職業観を養うため、自分の目標、能力、適性などの分析を行いながら、主体的に進路選択ができるよう授業以外でもさまざまな支援プログラムを設けています。
看護学部のキャリア科目の一例
- キャリア入門
- 1年次前期の必修科目。「キャリア=人生そのもの」という概念のもと、看護職としていかに生きるかはもちろんのこと、仕事・家族・学習・趣味・余暇を含む自分の人生をどうデザインしていくかについて、グループワークやディスカッション、現役看護師へのインタビューなどを交えて、じっくりと考えます。
- キャリア入門「自己の探求」
- 看護学部では学習意欲の向上、専門職としての意識の醸成、人格的な成長を培うことを目的として1年次前期に「キャリア入門」を必修科目として開講。
当該科目に「自己の探求」プログラムを導入し、「自己理解を深める」「他者が自己理解を深めることに協力する」「チームビルディングを体験する」ことを目的にスモールグループを形成し、ディスカッションを中心とした学生が主体的に取り組むものです。
学生たちは講義を通じて、自分では認識していなかった自身の強みに気づき、自己効力感を高めることができます。
- 患者安全・患者コミュニケーション
- 患者状態に応じた適切な医療を提供するには
1グループ10人を基本としたチームに分かれ、薬学部と看護学部合同でディスカッションを実施。実際の患者さんをモデルにした事例について、医療上の問題点を指摘し合います。次にその解決策を薬剤師と看護師の立場から提案。また、職種間でどのように連携・協働し、解決していけばよいかを話し合います。それぞれの役割について理解し、将来の医療現場を意識したコミュニケーション能力を培うことができます。